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"BIKE" (Melbourne Ironman レース日 Vol.3)

メルボルン・アイアンマンレース、前回からの続きです。
スイム・パートを好タイムで終えて、トランジションエリアの更衣所で着替え、バイク用の装備を整えます。

タイムが早くなって来ると、ここでの時間もすごく重要になってくるのですが、自分は今回初めてのアイアンマンなので、大事なのは失敗がないことです。

今回のバイクは180km、予定では6時間〜7時間の長丁場です。
90kmのコースを2周します。

ウエットを脱ぎ、スイムキャップやゴーグルと一緒に、バイク用のグッズが入れてあった青のメッシュバッグに入れ、更衣室出口の大きな回収BOXに放り込みます。
(これを主催者が、後ほどゴール地点までバイクと一緒に運んでくれるのです)

トランジションを予定通りの感じで終え、バイクをラックから降ろし、バイクスタート地点までダッシュ。
この間も応援団を探すのですが、まったく見当たりません。
みんなスイムの制限時間いっぱいまでスイムゴール地点で自分を探しているのでした。。。

応援団は見当たりませんが、気を取り直してスタート!
気温が低いので、通常のTRIスーツの上にノースリーブのウインドブレーカーを着ました。
そして普段はつけないグローブも。長距離なので少しでも握力がいらないようにと、寒さ対策のためです。

ここでトラブル発生!
メーターが動かない・・・
前日チェックしたときは間違いなく動いていたのに、おそらく前日の雨、もしくはトレーラーによる移動のときにセンサーに何かあったか。

メーターを何度も外して付け直したり、センサーの向きを調整するのですが、スピードと距離計が使えない。
これはきつい〜。ケイデンス(回転数)は表示されるけどこれでペースを掴むのは難しい。

5分ほど格闘しましたが直りません。いつまでも時間を無駄には出来ないので、とりあえず当分は自分の感覚を信じて走りながら様子を見ることにしました。

今回のコースはハイウェイを使用するので、舗装はとても良く、大きなカーブはほとんどありません。
多少きついアップダウンもあるのですが、全体的にはフラットな高速コースです。

先輩やコーチのアドバイス通り、補給に重点を置きペダルを回します。
その頃、ブリスベンでネットをチェックしながら、選手の現在地管理をしてくれていたゴリちゃんから応援団に連絡が入りました。
そこで初めてみんな、自分がゴールしていることに気づきバイクの応援に移動。

今度は見逃すまいと真剣な表情で待つYTGリーダーのH氏とうちのファミリー。
メルボルンまで応援に来て、見れなかったじゃね〜

さて、時速何キロで走っているのかはわかりませんが、ケイデンスを90前後にして走ります。
走りながら最初のオニギリを食べ、エイドステーションでは必ずバナナを取って食べました。
予想外はこの日の寒さ!
上着は着ていますが、いつもと同じペースでは汗が出ないので、トイレに行きたくなります。
ここも経験の無さなのですが、脱水になりたくないのでドリンクはゴールドコーストの夏の感覚で飲んでいます。
実際水分は取り過ぎで、バイク中に3度トイレに行きました(w
それでも脱水症状よりは良いと思ったので。

30キロ地点あたりで、コース上にShimanoのブースを発見。
メーター直してもらおうと思いストップしましたが、先客が2台いて10分待ちは確実のようなので、あきらめて再スタート。
でも最後のあがきで、自分で再調整しようと思い5分ほどいろいろ試しましたが、ホイール回しても反応がない。
諦めて再スタートを切ると、突然スピードが表示された!!
おおっ!やったー!
これで安心して走れるぞー!

時速が見れるだけで全然気分が違います。
最初のトンネルに突入。
すごい下り!
レース中なのに時速は63キロを記録!
その分上りも待っているのですが・・・

その後は大きなトラブルも無く、距離を伸ばして行きました。
そして1ラップ目を終え、観客の待ち受ける2ラップ目のスタート地点へ。
その時リーダーH氏の馬鹿でかい声が耳に飛び込んできました!
おおーーみんないる!元気出たぜ!

2ラップ目はあきらかに練習不足のため、ひざ、おしり、首を中心に痛みが出始めました。
首は痛いというより頭の重さが辛い感じでした。
TTポジションだと、空力上は有利なのですが、視界を確保するためにずっと頭を上げていなければいけないので、首がすごく疲れるのです。

距離が伸びるごとにどんどんペースは落ちて行き、7時間でゴール。
自分の理想よりはかなりかかってしまいました。
ひざもお尻も痛いよ〜
こんなんで42キロ走りきれるのだろうか??
そんな不安を抱えつつ、バイクパートを終えトランジションに入りました。

その頃応援団は、42キロ先のゴール地点へ既に移動中。
最後の着替えを終え、最後のランに突入です!

BIKE Time : 7時間00分29秒
BIKE SPLIT 1: 45 km45 km (1:42:00)26.47 km/h
BIKE SPLIT 2: 90 km45 km (1:33:11)28.98 km/h
BIKE SPLIT 3: 135 km45 km (1:53:59)23.69 km/h
BIKE SPLIT 4: 180 km45 km (1:51:19)24.26 km/h
TOTAL BIKE180 km (7:00:29)25.68 km/h

"RUNそしてゴール" (Melbourne Ironman レース日 Vol.4 Final)へ続く

# by blueskycity | 2012-04-28 11:14 | トライアスロン | Trackback | Comments(2)

"SWIM" (Melbourne Ironman レース日 Vol.2)

午前7時、いよいよスタートが切られました!
今回のレースの制限時間は17時間。目標タイムは12時間30分を設定。

最初の種目、3.8kmの "SWIM" です。
全体の制限時間は17時間ですが、各種目ごとに足切りがあります。
SWIMの足切りは2時間20分です。
当日の水面や流れ等、コンディションによるところも大きいのですが、自分は1時間40分以内を設定しました。

桟橋の右からスタートし、約1km先にあるブイを回って戻ってきます。
そこから桟橋を過ぎてさらに1km弱。
そしてブイをターンして桟橋横のゴールを目指します。

水温は18度、冷たく思えますが、フルスーツを着て泳ぐには適温でした。

1600人(実際にはプロやチームは別です)がわずか数十メートルほどの幅を泳ぐので、スタートから最初のターンまではポジション取りが大変。
顔を蹴られないように、気をつけながら泳ぎます。

自分の体の状態を確かめながら、ウォームアップをかねてゆっくりとペースを上げていきました。
肩が軽い。足もいい感じで動いてる。

良く寝れたせいか、嬉しいことに、ここ数日間の体調不良(主におなか)が全く消えました!
ゴーグルも全く曇らない。
過去数回のオリンピックディスタンスでは、曇りのためレース中に何度もゴーグルを洗いました。

最初のターンを終え、さらにスピードを上げます。
直角のターンが5回あるのですが、その全てのコーナーがバトルです。

みんな内側に集中するので腕や足が当たりまくります。
3回目からは少し遠巻きにターンするようにして、かなりいい感じでした。

ゴール地点の桟橋は、すごい数のギャラリーで埋め尽くされています。
オーストラリアのトライアスロン人気はすごいです!

我が応援団も桟橋付近で待機。
天気が崩れなかったのが本当に救いでした。
雨での観戦、応援はきついですよね。

最後のターンで待ち構えてるTファミリー。
これだけの出場者の中で見つけるのは結構大変です。
特にSWIMは。


訳が分からないまま連れて来られている子供たちをよそにレースはすすみます。

2km地点あたりから、右足に違和感を感じはじめました。
過去、レース中、練習中に何度も経験している『足がつる』前兆です。
右足を極力使わないように泳ぎ、復活、また前兆を繰り返しながらすすみますが、他の選手が近づいたりして、少しコースを変えるときにヤバい感じが襲います。

ここで完全につったら最悪リタイヤ、SWIMはフィニッシュできてもこの後のレースに響くので、慎重に状態を確かめながら腕のみの泳法ですすみます。
でもここで、『あれっ?なんかいい感じで泳げてるかも?』と気がつく。
実際いつもの自分よりもいい泳ぎをしていたと思います。

桟橋が近くなってきた。
時計を見るとまだ1時間10分ぐらい?かなり早いペースで来たかも!
最後のターンを終えると、少しずつ浅瀬になっていきます。
ここまで来て、SWIMでのリタイヤがなくなり、かなりホッとしました。
今回まったくゴーグル曇りなし!ありがとうSWANS!

こちらがSWIMのゴール地点。
たくさんの応援の中、シャワーゲートを潜りウエットを脱ぎます。。


自分も知っている顔を探し、あたりをキョロキョロ見渡しながら水から上がり、トランジションに向かいます。
誰もわからなかった。。。
まさかいないわけないしーー。
結構レース中の応援って重要なんですよね(w

ちなみにこの写真は運営サイドが撮ってくれたもの。
我が応援団はそのころまだ桟橋で、今か今かと待っていたそうな。

それもそのはず。予定のタイムよりも25分程度早いのですから。
誰も予測していなかったのです。

一眼をビシッと構えて決まってるT君、もうゴールしてますよ〜(w

無事にSWIMを終え、トランジションで着替えて一息。
初めてのロングなので、とにかくミスをしないように、怪我が無いように焦らずひとつひとつ作業をこなしていきます。

でも実は日焼け止めを塗るのを忘れ、さらにその日焼け止めと予備のコンタクトを入れた袋を、トランジションエリアで失くして来たのですが(w

みんなーバイク行っちゃうよー!

SWIM Time : 1時間15分28秒

予想外の好タイムでバイク180km開始!

"BIKE" (Melbourne Ironman レース日 Vol.3)に続く。

# by blueskycity | 2012-04-22 10:52 | トライアスロン | Trackback | Comments(2)

"スタート準備完了" (Melbourne Ironman レース日 Vol.1)

いよいよレース当日!
朝3時半起床。
当日の天気、コンディションは曇り時々小雨、気温12度、水温18度。だったと思います。
朝の時点なので気温はもっと上がったはずです。

嫁さんの作ってくれたオニギリを食べ、荷物を持って出発!
ホテルからSt Kildaのバス発着所まではタクシーです。

バスに乗り込み、スタート地点まで1時間弱の旅。
まだあたりは真っ暗です。

スタート&トランジション地点に到着すると、雰囲気がガラッと変わります。
早朝なのにすごい人!しかも知り合いが誰もいない!!(涙)

バイク地点に向かい、もくもくと作業を進めます。

ドリンクボトルをセットして、嫁さん作ってくれたオニギリの予備もバイクに乗ってから食べるために2個搭載します。

本当はポンプを持っていって、スタート前にエアーをチェックしなければいけないのですが、ポンプは預かってもらえないとの注意書きがありました。
スタート時間にサポーターがいないかもしれない自分は持っていかず、他の選手に借りる作戦で行きました。そういう人いっぱいいましたよ。

こちらは大会オフィシャルの画像。壮観です!
さて、セットアップを一通り終えて最後のトイレへ。大分ならびますがそれも終了。
スタート地点に移動してウエットを着ます。

ワセリン塗って〜、ひとりじゃジッパー閉めづらいんだよなーと思っていたら、
ここでなんと!YTGリーダーのH氏とS氏が来てくれました!
探してくれていたのですが、会えたのはほんとに偶然!

よっシャー気合い入ったぜーー!
荷物も預かってくれてほんとサンクス!

そろそろ6時45分。スタート地点に移動し、ゴーグル、スイムキャップを装着。
7時のスタートに向け選手は入水して、水中でフローティングしながらスタートの合図を待ちます。

まじでここまで来たぜーー。アドレナリン出まくりー!
ここまで7ヶ月、短い期間だけどチーム員や家族、友人、先輩いろんな人のサポートでやって来れました。
リタイヤだけはしたくねー!
やり残したことが無いとは言わないけど、自分なりに納得いくトレーニングはした。

よし、いくぞーー!

"SWIM" (Melbourne Ironman レース日 Vol.2)へ続く。
書いてて再度テンション上がってきました(w

# by blueskycity | 2012-04-21 21:47 | トライアスロン | Trackback | Comments(2)

Melbourne Ironman レース前日 (夜編)

トランジションでのセットアップも全て終了。
後は明日の朝7時のスタートに向け、食事と睡眠です。

ゴールドコーストから応援ツアーに来てくれてるT家が我が家のファミリーとCityで待っています。
トランジションからSt Kildaのゴール地点までバスで1時間弱。
そしてそこからホテルまで(1回着替えに帰ります)走って20分(約4キロ)。
最終調整で足を動かすために走って帰ります。

ゴール地点で昼間に写真を撮るT家。

最近写真でまともな顔見たことないな。。。

ホテル到着午後6時過ぎ、そこからCityに移動して午後7時ちょい前かな。
だんだん寝る時間が迫って来るのでちょっと焦り気味〜
メルボルンは結構街ですね〜
ブリスベンとかよりも数倍かな。

変わった建物も多いし、このトラムがまたいい味!

夕食はTおすすめのイタリアンレストランで、お決まりのカーボローディング。(炭水化物摂取)

もっと余裕を持って、楽しんで食事したかったのですが、疲れと、時間がないのと、それから数日前からおなかの調子が悪いのとが重なって、ほんとにサラッと食べてサラッと解散!
ごめんT家の皆さん!

コンビニでレースで使うワセリンと水を購入してホテルにタクシーで戻りました。
子供たちを寝かせて、明日持っていくものの最終チェック。

スペシャルドリンクを作って冷蔵庫に保存。
今回はゴリちゃんのアドバイスどおり、30mlのエナジージェルを15本(計450ml)+アミノバイタル2本をドリンクボトルに入れて、バイクに乗りながら補給する作戦。(これが大正解!)

あとはゴーグル!これが重要!
日本から取り寄せたSwansのゴーグル洗浄剤でゴーグルの汚れを落とし、その後同じくSwnasの曇り止めをしっかり塗ります。(これも大成功!)

明日のためにご飯を炊く嫁さんにおやすみをしてベッドに入りました。
この時点で午後10時、起床まで5時間半だー!
予定よりちょっと遅くなったけど、準備万端、万全の状態で臨めるかも??

Melbourne Ironman Race 当日編へ続く・・・

# by blueskycity | 2012-04-20 20:42 | トライアスロン | Trackback | Comments(0)

Melbourne Ironman レース前日 (後編)

さてレース前日の午後、トランジションにバスで到着。
おおー、ここがスイムのゴール地点だぜ〜。

先ほど預けたバイクがトラックで運ばれてくるまで時間があるので、先にバイクとラン用のバッグを所定の場所にセットします。
今回はバイクが青、ランが赤のメッシュバッグでした。
ど素人なので、ほんとに用意ができてるのかも怪しいのですが、自分なりに注意を払ってメッシュの袋に装備を入れて壁のフックにセット。

そしてバイク到着!
トランジション入り口にカメラマンがいて、選手とバイクを記録のために撮影されます。
この写真も後で欲しかったけど、残念ながら入手はできません。
よっしゃー、セットするぜ〜

レースも1600人規模になると、トランジションも迫力あるわ〜
だんだんブログも名古屋弁になるわ〜
自分の番号見つけてバイクをセット。何回見ても758(なごや)だわ〜

集まってるバイクもかっこいい!見とれちゃう!
みんなディスクホイールかディープリム。TTバイクがほとんど!(わからない人すみません)
でもロードバイクだって頑張れるんだぜ!!!

一通り準備が終わったら、一応スタート地点も見ておこう。
天候はかなり回復!うれしー。
ちなみにコースはこんな感じ。

ここからスタート。
スタート少し前には入水して、水に浮かびながらスタートの合図を待つ感じです。

そこからこちらに向かい、折り返し地点を目指します。
これぐらいの海面なら楽勝ですよ。(昨日はひどかったもの)

長方形を描いて戻ってきて、こっちからゴール。

やっと準備終了だ〜。疲れた。。。
なんか毎回こんな感じで手探りだな。
今回のレースでもまた、精神的にも随分鍛えられたと思いますよ(w
結果的に忘れ物もなかったし。超優秀!!

この時点で確か4時過ぎ。
家族とT家の待つCityに大急ぎで戻ります!
だって明日は4時出発だよーー!

さて、Melbourne Ironman レース前日 (夜編)に続きます。

# by blueskycity | 2012-04-19 22:28 | トライアスロン | Trackback | Comments(0)

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